子育ても、部署の子を育てるも。  怒らない、叱らない。

2007/02/20

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怒るということが、苦手です。

叱るということが、苦手です。

子供のころ、思いませんでした?

親に怒られている中で、言ってることはわかるけど、

反論したいと思ったこと。



親だって、自分と一緒に行動してるわけではないから、

何故、その行動をとったのかを逐一見てくれているわけ

ではないんです。



総合的に判断してるというよりも、側面だけを観察して、

意見を述べてるだけなんです。

そんな偏った意見に不満をもったことありませんか?



離婚後、就職をしてから、自部署の子を何人か育ててき

ました。



いろんなタイプの子がいました。

そのひとりひとりに適切に怒ることが私にはできません

でした。



だから、聞いてあげて、判断して、教えてあげるという

ことを繰り返し、怒らないようにしてきました。



息子を育てていても、同じです。



この前、息子が友達のバッグを隠したという電話があり

ました。

バッグを隠された子のお母さまからだったのですが、こ

れから塾に行くんだから、早急に帰してほしいとのこと。



電話を切って、まもなく、息子が帰ってきました。

とりあえず、話は後から聞く。

だから、そのかばんを返しておいで。



そういって、息子を送りだしました。

息子は、着替えだけして、友達のところに行き、バッグを

返して、家に戻ってきました。



再び、そのお母さんから電話がありました。

そして、こんこんと嫌味です。

親のしつけがなっていないだの、そんな卑怯なことをする

のは、いけないだの。



私は、何も言わずに謝り続けました。

その、謝ってる最中に息子は帰ってきました。



電話を切り、息子の話を聞き、その日は、それで終わりました。



さて、私はなぜ息子を怒らなかったのでしょうか?



実は、家に帰ってきたとき、息子は濡れていたんです。

話によると、池に突き落とされたらしい。

そして、その腹いせにバッグを隠したとのこと。



怒る必要ないでしょ?



では、なぜ、そのお母さんに言い返さなかったのでしょう?



バッグを隠したから、突き落としたのか。

突き落とされたから、バッグを隠したのか。



その事実を私は見ていないからです。



後日、息子にぼそっとつぶやきました。

バッグ、隠さなかったら、もっとかっこいいけど、それはまた、

大人になっての話だなあ。

頭にくるときは、くるしなあ。。。



この、私の言葉をわかってくれる日が、いつかくると信じて、

今日もまた、怒らないでいます。



大人になっても、感情的に怒りをぶつけてくる人はたくさん

います。

相手側にも主張があるということに気付いてもらえないことも

あります。



私は、決して温和なタイプではありません。

でも、怒らない。。。で、いつづけたいと思います。



でも・・・ぶちきれたことも、何度か(笑)

まだまだ、未熟です。

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