前原雄大プロ、最後まで“雀士”だった ― 鳳凰位を目指した姿に心打たれて
プロ雀士・前原雄大さんがご逝去されました。
報道を目にした瞬間、胸が締めつけられるような思いでした。
■ 余命宣告を受けても、麻雀に生きた
前原雄大さんは、余命宣告を受けたあとも、
プロ雀士としてリーグ戦に出場し続けていました。
体調不良のために途中で引退を決意されましたが、
その最後の成績はTOPクラス。
もしかしたら、最後の鳳凰位を手にしていたかもしれない──
そう思うと、その執念と精神力にただただ感銘を受けます。
■ 誰からも愛された人柄
前原さんは、穏やかでユーモアがあり、
誰からも愛される存在だったと多くの人が語っています。
Mリーグのチーム「KONAMI麻雀格闘倶楽部」で共に戦っていた
佐々木寿人プロと高宮まりプロが、
前原さんの訃報が伝えられたその日に連勝を飾ったのも、
まるで「前原さんが見守っていた」かのようなドラマでした。
その姿に、思わず涙がこぼれたファンも多いはずです。
私も、直接お会いしたことがあるわけではないのに、
なぜか心にぽっかり穴があいたような気持ちになりました。
■ 麻雀という人生を生き抜いた人
病と闘いながらも、
最後まで麻雀という人生を貫いた前原雄大さん。
華やかさよりも“人としての強さ”を見せてくださったその姿は、
麻雀ファンだけでなく、多くの人の心に刻まれたと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
どうか安らかにお休みください。

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