母として思うコト  母を思うコト

2007/04/25

過去記事

t f B! P L
私の両親は、私が2歳のときに離婚しました。

私は、父にひきとられました。

母は私を捨てた?と、思う時期もありましたが、そうではないことがわかってからは、母もいろんなことがあったんだろうなと思ってます。



何故、捨てたのではないとわかったかというと、戸籍謄本。

私の親権者は、私が7歳のときに決まったようです。

つまり、5年間、母は一歩も譲らずに父と戦っていたのではないかと、思ったわけです。

真実は、確認したことがありませんので知りません。



結局、不安定な仕事をしていた母が負けたのではないかと。



母に育てられていたら、どうだったんだろうと思うことがあります。



結局、父が何故そこまでして私を引き取ったのかわからないのです。

意地・・・なのでしょうか?

ほとんど一緒に暮らしたことがありません。



おかげで、私は親という存在や、無償の愛という言葉を理解できないまま、大人になったようです。



それはそれで、以外とわずらわしいこともなく、困ることもありませんでしたから。



だけど、母になって思うわけです。

母親というのは、どういうことをしてあげる必要があるのだろう。

自分が母親になれるのだろうか。



子供はもう11歳になるのにもかかわらず、いまだに母親の存在というものが理解できずにいたりします。



テレビCMで「抱きしめてあげてください」と、言われても、

どうしてだか、わからないのです。



抱きしめるという行為があらわす意味がわからないのです。

それによって、人は何が変わるのかも。



で、抱きしめようと思ったら、躊躇してしまいました。

形だけではいけない気がして。

口だけなら、なんとでも言える。

心がついてこなければ、何でもできる。

でも、抱きしめるというその意味はなんだろう。



守ってあげるということを、伝えるため?

愛してるのかわり?



そんな曖昧なものを形で見せるためのもの?



難しいですね。



で・・・抱きしめるということの意味がわからないので、とりあえず、絡みついています。

ことあるごとに息子に絡みつく母親。



本当の意味がわからないのに、中途半端なことをできない。



かといって、子育てだけは、人によって考え方の違うものとも思ってるので、他の人の言葉に耳を貸すこともないでしょう。

だから、探していきます。

二人で手をつないでゆっくりと歩きながら、本意を探してみたいと思います。

このブログを検索

自己紹介

自分の写真
2024年旅 06月 世界一周

Youtube

QooQ