すでに6年も前の話です。
息子3歳、母である私が25歳のときの話です。
離婚して1年目のことでした。
息子3歳、母である私が25歳のときの話です。
離婚して1年目のことでした。
若くして、結婚し、若くして離婚したと思っています。
自分が幼かっただろうということも考えています。
でも、その当時のできる限り、精一杯だったとは思います。
今から考えても一生懸命でしたと、断言できるほどです。
でも、だからこそおこった事件ではありました。
5:00に起き、家の中のことや子供の保育園の準備をし、息子を起こし、ごはんを食べさせ送っていき自分は仕事へ向かいます。
19:00に息子を迎えに行き、家に帰って夕飯の支度をし、洗濯物をとりこんで、息子をお風呂に入れて寝かせて22:00から資格取得のための勉強
家計簿なんかもきっちりつけていました。
離婚してからのしばらくの収入は低く、一日の予算は200円。
これで、二人で食べていかなくてはいけないわけです。
食材は100円以下と決めて、1週間に1000円分の食料を買い込みます。
買ってきた材料でメニューを組み立てます。
毎日毎日、私は疲れていましたが、「きちんと」はしていました。
ある日息子が保育園で友達と喧嘩をし、たたいたそうです。
先生は、息子に「心が痛いでしょう?」と聞いたそうです。
そのとき、息子は「心ないの」と答えたと。
当時の先生が、つい最近教えてくれました。
自分でも、昔は完璧を求めすぎて、自分を追い詰め息子に我慢をさせていたとは思っていました。
でも、私は今のぐうたらままのほうが息子との関係はうまくいってるとも自覚していました。
最近のママはときどき、「だめ人間」です
「食器は明日の朝洗うから、寝ていい~?」
「今日は疲れちゃったから、夕食は外で食べよ~」
それでも、いいんじゃないかと思えるようになった自分を正当化しようとしていました。
もし、間違えていたらどうしようという不安とともに。
でも、その先生は「変わりましたね。彼は笑うようになりましたね」と言ったんです。
笑えなかった、息子の心。
心がないと3歳で語った息子。
我慢して、我慢して、いい子でいてくれた彼になんとわびればいいかわかりません。
この話を息子にしてみました。
「ねえねえ、心がなかったの?」
「うーん、覚えてないけど」
「最近はどう?」
「喧嘩してくれるママなんていないみたいだけど、僕はママでいいよ」
だめでも、いいんだと言ってくれました。
ママは、話を最後まで聞いてくれる
ママは、最後まで僕を応援してくれる
ママは、ときどき子供見たいなことを言う
ママは、間違えてることを一緒に考えてくれる
ママは、絶対に違うといわない
だから、ママでいい・・・
他の家庭には他の家庭の言い分や、やり方があるでしょう
我が家は、無茶をしないのが一番いいみたいです
喧嘩もする、本気で怒る、本気で泣く
それは、私がまだまだ子供だからで無理に大人のふりをするとお互いに苦しくなるからでしょう
親子ではないかもしれない
でも、私たちはちゃんと家族です
たったふたりの家族です
私を育ててくれてありがとう
とりあえず一生懸命生きることにしましょうね
ママより
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